あいまいな診断の間で
私は、精神科の開放病棟に入院している。ところが精神科でよくあることだけど、はっきりした病名がわかっているわけではない。
入院上の名目は、抑うつ状態だ。抑うつ症状があるのだけど、どうやら普通のうつ病ではないとみているようだ。気分変調症、あるいは適応障害を疑っているとも聞いた。
現在、抗うつ薬が処方されているわけではなく、抗精神病薬(メジャートランキライザー)のジプレキサ(オランザピン)と気分安定剤であるバルプロ酸ナトリウム徐放錠(先発品:デパケンR)を処方されている。躁エピソードっぽい経歴はないものの、双極性障害に準じた処方だ。安定を重視した保守的な処方かもしれない。
睡眠障害もある。中途覚醒もあることにはあるけど、一番あるのは入眠困難だ。ブロチゾラムを不眠時の頓服で出してもらっている。ねれないのはつらい。
はっきりした問題があって入院したわけではなく、生活上の困難を明らかにする精査と休養を目的とした入院ということになっている。入院はとてもひまである。少しずつ慣れてきたのでブログを執筆してみたのがこれである。